My Story
Yohei Ishihama, MBA
「好きなことを仕事にすると良くない」とよく言われる。趣味だったものが仕事になると、それが嫌いになってしまうことがあるからだ。仕事って基本的に自分の意志に関係なく第三者にやらされるものだからだ。でも、私の場合は好きなことを仕事にすることで、逆にもっとその分野が好きになってきた。
20歳でアメリカに来たのは完全に勢いだった。英語をマスターしたい気持ちと、高校時代からあった「映画を学びたい」っていう夢を追いかけた結果だった。アメリカでの学生生活は本当に充実してた。映画はもちろん、ジャーナリズムや演劇も学びながら、2014年に大学を卒業。同じ年に、自主制作映画がいくつかのフィルムフェスティバルで賞を受賞することができた。その後はテレビ局で働きながら映画配給の仕組みを学ぶうちに、ビジネスへの興味が湧いてきて、大学院でMBAを取得した。
卒業後、大企業で働きたいと思ったけど、全く採用されなかった。それでアメリカの日系企業で働くことにしたんだけど、社員の半分以上が日本から派遣されてきた人たちで、上司は毎日朝の2時まで働いてるようなブラックな環境だった。この3ヵ月の経験は、私に「日本で仕事をしたくない」という強い決心をさせた出来事だった。
収入がゼロになった時、得意な映像制作の仕事を始めた。友人たちがLAに夢を追いに行く中、私はカンザスシティに残って、当時全米一位だったインディーズレーベル「Strange Music」で働き始めた。そこで、ヒップホップ界のレジェンドTech N9neと一緒に、MV制作やツアー映像、ツアー用のスクリーンコンテンツの制作を担当した。マーケティングでも、SNSのコンテンツ制作やハリウッドオフィスの電光掲示板広告を手がけた。この経験でアメリカのエンタメ業界を深く知ることができたのは大きな収穫だった。
この時期、社内のアーティストたちに影響されて、私も音楽制作を始めるようになった。今では作曲活動がキャリアの中心になりつつある。パンデミックの影響でツアーがキャンセルになり、会社を解雇されることになったが、同じ時期に長男が生まれた。リモートで働けるコンサルティング会社に転職して、今に至る。今もローカルサイズではあるが、MV制作などコンスタントに、撮影の仕事を続けている。
Yohei Ishihama made the bold move from Sendai City, Japan, to Kansas City, USA, in 2009, driven by a passion for storytelling and media. He holds a bachelor’s degree in Film and Media Communications and a master’s degree in Marketing, a combination that fuels his innovative approach to creative and strategic content creation.
As a filmmaker, he has directed, produced, and written over ten short films and commercials, with his works showcased at more than 40 film festivals worldwide. His talent has earned him multiple accolades, including four prestigious awards in 2015.
He is the founder of Wan Wan Productions, where he blends his expertise in media and marketing to empower businesses through cutting-edge social media strategies and advertising campaigns. In 2018, he joined Strange Music, Inc., the influential record label co-founded by iconic rapper Tech N9ne, as Head Music Video Editor. There, He played a key role in the production of hundreds of projects, further refining his craft in visual storytelling and production.
Today, he continues to push creative boundaries, leveraging his diverse skill set to bring powerful stories to life and help brands connect with their audiences in meaningful ways.